Postfix:SMTP Auth による送信
SMTP クライアント側になる。
通常はリレー用で、いわゆるメールボックスとは無関係になる。
実質的に単一サーバー用に設計されている。(要するにリレーサーバー固定)
なので、Dovecot との連携のようなことを考える必要はまずない。
送信側は smtp_* になっている。
(受信側は smtpd_* になっている。)
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_type = cyrus
smtp_sasl_mechanism_filter = plain,login
smtp_sasl_security_options = noplaintext, noanonymous
smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/smtp_pass
smtp_sasl_auth_enable
Postfix が SMTP クライアント(送信側)になる場合に SMTP Auth を使うかどうか。
smtp_sasl_type
postconf -A で出てくるもののいずれかを選択する。
dovecot は選択できない。
cyrus を入れるしかなさげ。
smtp_sasl_mechanism_filter
SASL のどの方式を使うか。
ホストから提示されたSASL方式のうち、受け入れられるもの、受け入れられないの物を設定する。
本来はホストごとに決定できるべき設定だが、なぜかそうなっていない。
TLS が使われることを祈りながら、plain, login を選択することになるだろう。
smtp_sasl_password_maps
ホスト名:ポート番号 ユーザ名:パスワード
ポート番号は省略できる。
smtp_sasl_security_options
デフォルトのままでよいはず
smtp_sasl_tls_security_options
noanonymous を設定するのが正解?
plaintext を通すようにする。
参考
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